「防災できてますか?」 危機感持つ大切さ 改めて【ZEXTフラットルーム】

東日本大震災から11年。

3月になると震災に関する情報やニュースが目立つようになります。

「震災」と言っても、その中には原発事故に関する問題や風評被害、未だ見つからない行方不明者、復興税…様々な論点で溢れていますよね。

今回、私たちは敢えて論点を絞らず「震災」という大きなテーマで今回のフラットルームを開くことにしました。

フラットルームとは

フラットルームは、週に1回、政治に関係するテーマを決め、それについてオンラインで語り合う場です。

互いに意見交換をしたり、博識な方からテーマに関する知識を教えてもらったりしながら、テーマに関する考えを深めています!

過去のテーマ:年金・台湾問題・デジタル改革・地方分権・環境問題 など

今回のフラットルームには、震災で大きな被害のあった地域にゆかりのある方も複数名おり、当時の記憶や、これからの日本のリスク対策について語り合いました。

「防災してる?」 見えてくる防災への温度差

先日も、福島県沖で震度5弱の地震がありました。日本にいる限り、私たちは常に地震や津波のリスクと隣り合わせです。

フラットルームの参加者から「皆さんは防災していますか?」という率直な質問が出ました。

海に近い地域に住む方、東日本大震災の時に数日間に渡る停電生活を経験した方は災害時に備えた「防災グッズ」を家に置いているという声が多くあがりました。

特に停電生活を余儀なくされた方々は、当時を振り返り、「あの時の停電で、電池があると便利だったから、一人暮らしだけど電池の備えは特にしてある。」と話していました。

沿岸地域出身の方は、「南海トラフ地震があった時、犠牲者が出ることは避けられないと思っている。だからこそ、防災訓練や防災教育は本当に大事だと思っている。」と語ってくれました。

一方で、関東圏の参加者からは、こんな話も出ました。

「東日本大震災が起こった当時は、防災に関心が高くなり、突っ張り棒の取り付けや、携帯トイレの備えなど家族ぐるみで災害対策を行っていたけれど、年々その緊張感は緩み、災害対策を怠るようになりつつある。」

地理的条件によって、どのような災害が起こりやすいのか、様々だとは思いますが、「備えあれば患いなし」。毎年、私たちは自分たちが災害対策をできているか、確認するに越したことはないですよね。

身の回りのリスクにアンテナを

「日本人って危機に対する意識が低いよね。」

人によって防災に対する意識の差が露になった今回のフラットルーム。

3月24日、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、北海道の渡島半島の沖合に落下したというニュースがメディア各社で報じられました。

「ミサイルが発射されるたびに速報が出るけれど、結構みんな聞き流している感じがするよね。」

「でもあれって、弾道ミサイルでしょ…? 核がついたら核弾道ミサイルだよね…? 危ないんじゃ…」

普段聞き流しているようなニュースや情報も、よくよく考えると自分たちに関係ある話もたくさんあります。

「普段見ているニュースって、確かに情報を早く、正確に伝えてくれているような感じはするけれど、そのニュースが私たちの生活とどのように結びついているのかが伝わりにくいよね。」

報道のあり方に対する課題感を共有したところで、この日のフラットルームは終了しました。

自己矛盾に潰されそうになっても

今回のフラットルームの最初の方に、昨年夏に友人と青春18きっぷで福島市に足を運び、現地で「風評被害」を中心に取材をしてきたことを話しました。

 

「JAふくしま未来」で復興対策室の方から聞いた話をした後、フラットルームの参加者から実際に停電を経験した話を聞いて、私の福島へ行った時の話は当事者ではない立場から噂話をしているだけで、「ミーハー」のような軽さを持っているように感じられ、いかにも震災について知っているかのように話している自分が恥ずかしくなりました。

参加者の方の防災意識を聞いて、自分の防災意識の低さを思い知りました。そして、そんな自分が、周囲の人々に対してエネルギー問題や震災に関心を持ってもらうために、主権者教育の出前授業で、エネルギー問題や震災を絡めた授業を作ったり、自ら被災地へ赴き取材した経験を語ったりして、説得力があるのか、自信を無くしてしまいそうになりました。

実際に報道に携わる方も、自分が世の中に発信していることと、自分自身の行動が矛盾していることがあるのではないかと疑問に思い、私が感じた気持ちを実際に記者として働く方に、ありのまま話しました。すると、こんな答えが返ってきました。

「勿論、日々業務にあたりながら『こんな私が偉そうに解説しちゃっていいのかな…』と思うことも、多々あります。でも、自信満々で放送にあたるよりも、常にそういう視点を持ちながら反省しながら放送にあたっていくことで、自分自身も伸びていける部分もあると思うんですよね。なので、自己矛盾に潰されそうになりながら、でも、お伝えすることで世の中の人にもためになると思ってやる、という感じなのかなぁと思います。」

この言葉を受けて、私は今後も、震災についてアンテナを張り、自分自身を反省しながら、震災と、それに付随する問題に対して様々な人と考えや意見を共有していきたいと思いました。

 

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