奈良県三宅町の広報誌はアンケート回答者の8割の方がわかりやすいと回答。給付金の申請数も3倍に。行政情報をわかりやすく発信するAIシステム「POTETO Design (β版)」を活用。
・奈良県三宅町は町の広報誌「広報みやけ 特別号」に「POTETO Design (β版)」を今年8月に利用。
・広報誌をビジュアルでわかりやすくすべく、政策広報においてグラフィックを用いた発信を実施。
・町民の反応が良く、8割の方がわかりやすいと回答、給付金の申請数が想定の3倍以上に。
・行政におけるグラフィックでの発信効果が大きく得られました。
実証実験の概要
奈良県三宅町は町の情報発信をわかりやすくすべく、「POTETO Design」を昨年8月に利用しました。
広報誌では生活支援給付金の取得方法をわかりやすく解説するデザインバナー等、14つの制度の理解を容易にするデザインを作成しました。
実際に作成した広報誌:https://www.town.miyake.lg.jp/chosei/covid19/post_846.html
実証実験の結果
町民の反応が良く、アンケート回答者の8割の方がわかりやすいと回答、給付金の申請数が想定の3倍以上に。行政におけるグラフィックでの発信効果が大きく得られました。
①生活支援給付金(5,000円/日)の9/30現在の申請者数が想定の3倍に。
9/30現在の申請者数が62人となり、当初の見込人数20人を9月に80人に変更しました。
②「広報みやけ新型コロナ特別号」の発信が「わかりやすい」と回答した方が78%
「とてもわかりやすい」もしくは「わかりやすい」と回答した方が78%と非常に満足いただける結果となりました。
アンケートでも、好意的な意見を中心にコメントいただいきました。
よかった点
●わかりやすさ
・コロナ対策についてまとめられていたのでよかったです。
・カラーが鮮やかで内容もとても見やすかった。
・ポイントが明確で分かりやすかったです。
・とても分かりやすかった。
・大変判り易かったです。
●発信方法/内容に関する声
・三宅町では何をしているかを書面で伝えると言う行動は評価しています。今後色々な角度からアンケートの実施をして頂けたらと思います。 HPの充実、動画・写真、ラインからの呼び掛けもよし。
・スマホからでも見やすいデジタル版もあればいいなと思いました
③SNSでの反応
Xにおいて、POTETO Designで作成したグラフィックを用いて制度の発信を実施すると、通常の発信より、奈良県、特に三宅町の方から好反応を得られています(POTETO Media「ネット秘書」で分析)。
●調査概要
・調査期間:2022/11/10 〜 2022/12/9
・調査機関(調査主体):株式会社POTETO Media, 奈良県三宅町
・調査対象:奈良県三宅町に在住の方
・有効回答数(サンプル数):合計108件
・調査方法(集計方法、算出方法):①町役場に設置した紙アンケート、②Webアンケート
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000035145.html